「任意売却」という言葉を、あまり耳にすることはありません。
それもそのはずで、基本的には「住宅ローン返済に困っている」という方でない限り、利用することはないからです。
だから、一生、この言葉もその意味も知らずに過ごす人も多いことでしょう。
しかし、せっかくマイホームを手に入れたものの、不況などの影響で給料やボーナスをかっとされたり、リストラにあってしまい、それを売却しなければならない状況に置かれた人にとっては、これほどメリットのある解決方法はないといえるでしょう。
任意売却をお願いすることに対し、「後ろめたい」「世間に恥ずかしい」と思う人がいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
というのも、収入源の原因は、すべてあなたのせいといえるでしょうか?「いくら努力してもローンが返済できない」ことに悩んでいる人は数多くいます。
それを軽減してくれる方法のひとつが任意売却なのです。
任意売却は、対策が早ければ早いほど、成功率があがります。
ですから、まずは信用できる専門業者を見つけ、早期に相談することです。
競売にかかっている場合はなおさらだといえます。
過酷なローン返済は、本人だけでなく家族や周囲にも影響を及ぼします。
状況が悪い方へ向かない間に解決しましょう。
任意売却を、できるだけ債務者が有利な形で進めるためには、そのメリットや手順を知っておくことが大切です。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)からの借り入れ、民間金融機関などからの借入れでは少々異なる点があります。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)からの借り入れの場合は、1:住宅ローンの延滞・滞納により、住宅金融支援機構の窓口銀行から督促がくる。
2:任意売却専門業者との相談。
専任媒介契約と締結を結ぶ。
3:任意売却専門業者が住宅金融支援機構へ各種書類を提出。
4:住宅金融支援機構から、売り出し価格が提示され、販売活動開始。
5:購入希望者を定。
買付証明書を受理し、売買契約を締結。
6:住宅金融支援機構との交渉(抵当権抹消のための協議ほか)7:住宅金融支援機構との間で、抵当権抹消、差押え解除の段取りを行う。
8:残債務の支払い方法の決定(残金の決済、所有権移転、物件の引き渡し)以上のような流れに沿って行われます。
民間金融機関から借入れをしている場合もほぼ同様の流れになりますが、債権者(金融機関)、住宅金融支援機構とは違い、債権者からの価格はありません。
任意販売業者が買主が見つかると、任意売却業者が債権者と価格交渉を行うことになります。
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